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ブログ 2021年8月

コロナ禍での子犬の社会化の重要性

埼玉県八潮市/草加エ/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバー、よつば犬のようちえんの石崎です。
朝夕が少しずつ涼しくなり秋の虫の音が聞こえるようになり少しずつ秋の気配を感じるようになりました。

コロナ禍になり2年が経ちますが、まだまだ感染者数は増えるばかり…。
 私達の生活は新型コロナが流行ってから、がらっと変わってしまいました。
実は子犬を飼うにあたっても関係してくる事があります。
 
それは外出ができなくなった事による「社会化不足」です!
 
社会化とは、犬自身が人の生活に見たり触れたりを経験して慣らしていく事をいいます。
 しかし、社会化不足により問題行動になってしまう子が増えています!
 具体的には…
〇犬同士のコミュニケーションがうまくできない
〇外に出ると怖がる
〇興奮してしまう
〇外で上手に歩けない
〇人や犬に吠えてしまう   などなど
 
犬の社会化には人、犬、物、音、環境の5つがあり、子犬の好奇心旺盛な時期に社会化を始める事がとっても大事です。
好奇心から恐怖心が増す時期からの社会化は簡単な事ではありません。
 また良かれと思って慣らした事が、子犬によって恐怖体験になってしまいトラウマをつくってしまう事にもなりかねません。
一度、トラウマをつくってしまうと改善するのはとても大変。
そうならないためにも、その子にあった社会化が必要です。
 
当院では緊急事態宣言が出ている間は、感染防止の為パーピーパーティーを中止にしていますがパピークラスを開催しております。
 パピークラスとは、全2回コース 1回約60分で1組様のみのご参加になります。
飼い主様とわんちゃん、そしてトレーナーのマンツーマンレッスンです。
※感染予防対策として換気をしながら人数制限をしております。
 
社会化のやり方(慣らし方)・褒め方・指示入れの練習などを実際体験して頂きます。
また、信頼関係の築き方・悪い習慣いい習慣の話や動物病院ならではの犬を飼うにあたっての様々な感染症予防などのお話もします。
 
コロナ禍で社会化などが難しい時期ではありますが、最低限出来る事をしていくしかありません。
 
留守番がちの方や社会化やしつけ・犬の飼い方が分からない方などは専門知識をもった経験あるスタッフがおりますので、いつでもお気軽に相談ください。


猫をお家に迎える前に知ってほしいこと

ネコちゃんは最近では飼育頭数が犬を追い越してきました。
また、今までは猫ちゃんが苦手だったけど魅力に気付き沼にはまってしまった方も多いのではないでしょうか?
猫ちゃんをお迎えする前に知っておいて欲しいことを何回かに分けてお話ししていこう思いますのでお付き合いよろしくお願い致します
 
今回は子猫をお迎えしたら必ず行って欲しいこと(例えば病気の予防、健診)、注意してほしいことなど情報をまとめ行きます。
子猫と書きましたが、成猫ちゃんをお迎えした場合もほぼ同じなので参考にして下さい。
当院では子猫の保護やノラ猫ちゃんの手術なども多く関わらせて頂いており、院長は以前、ブリーダーもしていたので参考にしてみて下さい。
 
・お迎えをしたらまず何をしたら?
 
猫ちゃんはペットショップまたブリーダーさんからお迎えされた場合と、外で保護をされた場合とで対応が大きく異なりますので分けてお話ししていきます。
 
・ペットショップからのお迎えの場合
衝動飼いでなければ、お家に迎えると決める前から、ケージを用意しておきましょう。
(衝動飼いの場合は後日となることもあるかもしれませんが、本当は当日には用意していただきたいです。) 
ペットショップにいる時から生まれた時の環境とは違いますのでとてもストレスがかかっています。
一緒にいた母猫や兄弟姉妹と離れ離れになって心細く、警戒心を強く持っている事も多いです。
子猫ちゃんにとって、人間のお家は、急に東京ドームにぽつんとで一人ぼっちで置かれたような状態です。不安ですよね?
必ず居場所を作りましょう。
 
子猫ちゃんは順応性も高いですので1週間ほどで新しい生活に慣れてきます。
優しく声をかけて時間を見ながら遊んであげて下さい。
 
 
・外で子猫を発見した場合は
見てしまった・・・見つけてしまった。。。でもどうすればと困惑する事でしょう。
遭遇してしまった場合は、こちらも衝動的に手を出さずこの子を飼う事は本当に出来るのか?
費用をかけられるのか?を冷静に判断してください。
保護団体さんも多数ありますが、そちらも手一杯の事もありますし、無料で引き取ってくれるわけではありません。
ただ預けて終わりではないことを忘れないでください。
 
ここまでクリアできて、保護することを覚悟した場合は、
まずは動物病院へ連れていきましょう。注意して見ることは?と次回話をする予定の病院では何をするの?
というお話と被りますが、外ねこちゃんは風邪をひいている事や寄生虫を持っている事、
ノミを付けている事が多いですので、状態を診察してもらいこの2点の処置をしてもらいましょう。
 
もしも、当日お家へ連れて帰る準備ができなければ、動物病院や程団体さんに一時預かりをお願いするのも良いかもしれません。
お家にお迎えする準備ができた以降はペットショップからお迎えしたこと同じです。
 
・注意して見ることは?
ノミやダニがついていないですか?
どこか痛がったりするところはないですか?
お爪は伸びすぎてないですか?
元気や食欲はちゃんとありますか?
嘔吐や下痢をしていないですか?
便に異物や寄生虫など出ていないですか?
目やにや鼻水は出ていないですか?くしゃみなどしていないですか?
お耳や皮膚をかゆがったりしていないですか?(耳の中もチェックしましょう)
 
 
初めて猫ちゃんをお迎えした場合は分からないことも多いと思いますので疑問がある場合は病院に問い合わせください。
 
次回病院で行う事をお話しします。


埼玉県八潮市
ペットクリニッククローバー 院長
お問合せ 048-998-5656

日々のお手入れは大切です!

埼玉県八潮市/草加市/三郷市エリアの動物病院ペットクリニッククローバーの坂本です。


オリンピックが終わり、今度はパラリンピックが始まりますねsign01楽しみですhappy01


日本の現在のメダル獲得数が、金メダル27個含む58個で金メダルの獲得数では
国別メダルランキングで3位だそうですsign01


実際に観に行けなくても、テレビで応援することができて嬉しいですよねhappy02


さて、オリンピックが盛り上がっている中ですが皆さんはお家のワンちゃんネコちゃんのお手入れをしていますか❓


例えば、耳のお掃除       

    ブラッシング 

    爪切り
  
    歯磨き      等です。


日々のお手入れは大切ですsign03     
ワンちゃんの場合、トリミングに行くからお家で何もしなくていいやと考えているとお耳が汚れたり毛玉ができたりと
ワンちゃんにとって不快になります。

お耳が垂れているワンちゃんは、耳の入り口を塞ぐように閉じているので湿気がたまりやすく特に汚れやすいです。


他にも、長毛で柔らかい毛の犬種は日常的にブラッシングをしないと毛玉ができやすくなり、放置していると
どんどん周りの毛が絡みついて大きくなっていきます。

そうすると、身体を動かすたびに皮膚が引っ張られてとても痛いですweep
そうならない為にも、トリミングの時だけではなく日常的なお手入れが必要になります。


ネコちゃんの場合はトリミングに行くことが少ないので、よりお家でのケアが必要になりますsign01

ワンちゃんと一緒で長毛の子は毛玉ができやすいのでブラッシングをしたり、爪が伸びていたら切ったりすることで
ネコちゃんたちも快適に過ごすことができます。


ですが、お家で爪切りなどをするのが怖い方もいると思います。

ペットクリニッククローバーでは、診察がなくても爪切りやお耳掃除でのご予約もお待ちしておりますconfident
ワンちゃんネコちゃんの状態によって、一緒に診察をしていただく事があります。


当院は完全予約制とさせて頂いております。   
telephone048-998-5656



目の傷は早めに治療を!

埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバーの宮良です。


コロナウイルス感染症が、今月中には1日の感染者数がとてつもない数字になると言われており、不安が募る日々が続きますが、



ワクチン接種という希望も徐々に一般にも浸透しはじめています。


万が一に備えて、ご自身や身近な方々のために対策を続けていきましょうclover






さて、日々耐えるのが大変な猛暑日が続きますが、


おうちのワンちゃん、ネコちゃんは体をかゆがっていたりしませんか?


気温が上がると、体の表面にもともといる細菌の増殖が活発になってくる事や、


エアコン(もちろん夏は必須です!)で、冷房でなく除湿を続けていて、ペットの体が乾燥しがちになり、


皮膚のバリア機能が低下している状態が続くと、


体のあちらこちらに湿疹が出来たり、たれ耳の子などだと特にお耳の中の炎症が起こってきたりします。


そんな痒い場所を必死になって体やお顔をポリポリポリ…としているうちに、うっかり目に自分の爪が当たってしまい、目の表面が傷ついてしまう事がありますweep


(また、外傷だけでなく、膿皮症も角膜潰瘍の原因の一つであるともいわれています)


目の表面は角膜という透明の層で覆われており、これが傷つくと、そこから酷くなると潰瘍や、感染症を起こしたりして目が見えなくなってしまうケースがあります。


一度角膜に傷が付くと、浅いものであれば薬を使用しながら治癒する事もありますが、潰瘍を起こしていると一部凹みや逆に再生して膨らみの様に瘢痕化してしまうものもあります。とても時間がかかるものもあるので、根気強い治療も必要となります。


病院では、角膜の傷に色素が一時的に沈着することで確認できるフローレス検査を行い、実際には傷がこのように見えてきます。


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お家の子が、目をシパシパしている、開けづらそう、となった時はなるべく早めの診察をおすすめいたします。


ペットクリニッククローバー
☎048-998-5656
当院は完全予約制とさせて頂いております。


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