犬・猫の皮膚科
当院は通常の診療を行う一般的な1次診療の動物病院です。
皮膚科専門医(川野メソッド)監修によるトレーニングを日々行い「犬・猫の皮膚科に力を入れている」病院です。
2023年1月6日より当院の犬・猫の皮膚科は「東埼玉動物アレルギーセンター」となりました。
※全国に、東京動物アレルギーセンター、名古屋動物アレルギーセンター、九州動物アレルギーセンターがあります。
皮膚科専門医アドバイザー
アドバイザーの川野浩志先生です。
https://kawano-method.jp/
略歴
1974年愛知県瀬戸市生まれ
1998年 北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業
2000年 東京大学附属動物医療センター研修医
2007年 米国 MedVet Medical & Cancer Center皮膚科 研修
2012年 第7回世界獣医皮膚科会議(WCVD7:バンクーバー)ポスター発表
2013年 米国 Veterinary Speciality Center皮膚科 研修
2014年 日本獣医皮膚科学会認定医取得
2014年 動物アレルギー医療センター院長就任
2016年 第8回世界獣医皮膚科会議(WCVD8:フランス・ボルドー)口頭発表
2017年 山口大学大学院連合獣医学研究科 卒業 獣医学博士学位取得(アレルギー研究)
2018年 動物アレルギー医療センター退任
2019年 Medical Biome 代表就任
現在は東京、千葉、愛知、福岡などで皮膚科外来および診療サポートをする傍ら、アレルギー性皮膚疾患の臨床研究に情熱を注いでいる。
所属学会・資格・役職
日本獣医皮膚科学会
獣医アトピー・アレルギー・免疫学会
国際和合医療学会
日本アレルギー学会
日本サプリメント評議会(評議委員)
著書
「はぐれ獣医純情派」(2006,文芸社) 、「家庭犬の医学」(2010,オクムラ書店)
当院のアプローチ
様々な刺激から体を守る皮膚は、全身状況にも影響する大切な器官です。
当院では、「皮膚診療:アレルギー検査、各種細菌検査、寄生虫検査」「スキンケア:メディカルトリミング」「食事指導、環境整備」「口腔内環境、腸内細菌のケア」を軸に皮膚にアプローチしています。
皮膚科初診(セカンドオピニオン等)ご希望の場合は、1時間から1時間半ほど診察時間がかかる場合がございます。お時間に余裕をもってご来院ください。 当日での予約は難しいことが多いですので、診察希望日を2.3日ご用意いただけますと幸いです。
こんな症状はありませんか?
□1日3回以上の便
□慢性的な嘔吐
□歯周病がある(口臭がある)
□肥満
このような症状が同時にある場合は獣医師にお知らせください。
□膿皮症(犬)
□皮膚糸状菌症
□マラセチア性皮膚炎(犬)
□心因性脱毛(猫)
□アトピー性皮膚炎
□食物アレルギー
□甲状腺機能低下症(主に高齢犬)
アプローチ1 皮膚の診察
皮膚の診察
皮膚にトラブルがある場合、飼い主様に詳しく問診をします。
痒みのレベル(1~10)、食事内容(フードのメーカーなど)、いつから痒いのかなど内容がわかる方が連れてきてください。
総合的に診察したのちに必要な検査等のお話をして進めていきます。
・細菌検査(簡易染色、場合によっては培養検査)
・寄生虫の検査(駆虫・予防も同時に行います。)
・各種血液検査(年齢や皮膚の状態によりホルモン検査などを行います)
・IgE検査、リンパ球反応検査を行い、原因を探ります。
マラセチア
黄色ブドウ球菌
アプローチ2 メディカルトリミング
メディカルトリミング
獣医師が診断した後にその子に合ったコースでトリミングを行います。
角質を柔らかくする入浴剤、保湿剤、薬用シャンプーを用いて行います。
(コース、回数はその子により変わってきます。)
アプローチ3 食事・環境整備
食事・環境整備
リンパ球検査により出された結果に沿って、その子にアレルギーを起こさない食事を選択します。
経験豊富な獣医師が、指導します。
またアトピーを持っている場合も、ご自宅の環境、または季節性の花粉等に反応する場合の対策を考えます。
アプローチ4 口腔内環境・腸内細菌のケア
口腔内環境を整える
口腔内の悪玉菌(歯周病菌)が腸内環境を乱すことがわかってきています。
また悪玉菌が存在するまま皮膚を舐めるとさらに痒みが悪化します。
全ての菌を殺すことなく、悪玉菌を静菌し、悪さをしないようにします。
歯石が重度な場合は歯石処置をおこ行うこともあります。
当院では、ご来院が難しい方にオンライン診療・オンライン相談の対応をしております。
オンライン診療・相談はZoomを使って行います。環境は各自で設定をお願いします。Zoom公式サイトはこちら→ https://zoom.us/
オンライン相談:初めての方でも相談のみの対応が可能です。その後、診察が必要な場合はご来院ください。(診察はできませんので、お薬の処方はできません。)
オンライン診療:当院にかかっておられる動物で、継続治療の再診の対応が可能です。(検査・処置が必要ない再診のみ)
皮膚科の再診
行動学の再診
中医学(漢方など)の相談
栄養・食事の相談
料金の目安
通信費は別途ご自身でご負担いただく形になります。
オンライン料金
オンライン診療、オンライン相談ともに、30分で2750円が基本となります。内訳は以下の表になります。
送料は、お薬の大きさや量によって370円~930円ほどかかります。
錠剤だけの処方の場合は370円で済むことが多いかと思われますが、液体のお薬などボトルに入っているお薬は520円になります。それより大きいものだと930円くらいかかります。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください
| オンライン診療 (継続治療中の動物のみ) |
当院にかかっておられる動物で、継続治療の再診の対応が可能です。 相談はご利用いただけません。(検査・処置が必要ない再診のみ) |
基本料金 1100円 |
相談料30分 1650円 |
|---|---|---|---|
| オンライン相談 | 初めての方でも相談のみでご利用いただけます。 診察はできませんので、お薬の処方はできません。 |
基本料金 1100円 |
相談料30分 1650円 |
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院長藤井が当院の皮膚疾患のアプローチについて紹介しています。



