HOME > ブログ > アーカイブ > 院長コラム: 2021年2月

ブログ 院長コラム: 2021年2月

動物たちの災害対策

埼玉県八潮市・草加市・三郷市の動物病院 ペットクリニッククローバーの院長の藤井です。


昨日、揺れましたね!!


怖かったです。


携帯も固定電話もジャンジャン警報が鳴ってしまい、寝ていた子供は起きてしまうは、猫たちはプチパニックで


ワタワタなっていたし、風呂に入ろうと裸ん坊になっていた息子は


「どうしよ~~??」って叫んでるし・・・


私がどうしても1番に考えてしまうのが、動物たちどうしよう・・・ということです。



3.11から10年の節目の年になり何となく、あの時期の思いが薄らいでいたのではないでしょうか?


私も3.11以降は防災対策、防災グッズをそろえていざというときに備えていました。最近は・・・さぼり気味でしたcrying


扶養家族(猫)が16匹いますのでこの子たちをどう守るか再度考えなくてはいけないなと思いました。


基本にいざというときに役立つグッズ

・5日分の水 ざっくり1日400CC 必要として2リットル×引数分
・フード5日分 その子の好みや環境にもよりますが、ドライフードを備蓄しておくのが無難ですね
・洗濯ネット  万が一の脱走防止のためこれに入れておけば安心です  
       (目が粗すぎるとパニックになった時は破ってしまうこともあるので、
        少々目は細かい方がよいと思います)
・折り畳みケージ 車の中にいないといけなくなる場合もあるのであるととても便利です
・キャリーバック できればプラスチックでできている硬いものがいいです  落下物にもある程度対応できます
・簡易トイレ  猫砂、新聞紙、ペットシーツなど
・常備薬   薬があれば病院と話をして少し多めにもらっておいて常に新しい薬を1週間分ほど
       ストックしておきましょう(もしかしたら病院も被災しているかもしれないので)
・好きなおもちゃ 緊張していると興味なくなるかもしれませんが、落ち着くこともあります



できれば実施してほしいこと
・マイクロチップの装着または首輪にしっかりと連絡先を書いておく  迷子になった時もこれで探すことができます
・緊張やパニックを抑えてくれるサプリや漢方を用意しておく
・もしもの時に動物たちを預かってくれる知り合いを確保しておく
 (近くだとその方も被災しているかもしれないので、状況によりますが預けられるように話しておくのも対策かと
  思います)
・日ごろから、音や環境の変化に耐性を作っておく
 (特に猫はルーティーンを重んじる動物なので変化には敏感です。でも日ごろからキャリーに入る、
  キャリーに入って車に乗るなどをしておけばその子にはルーティーンになりますね)


その他気になることなどありましたら、ご相談ください。
守ってあげられるのは飼い主様です!
私も一飼い主として守れるように日ごろからイメージトレーニングと準備をしておこうと思います!






1

メインページ | アーカイブ | 院長コラム: 2021年4月 »

このページのトップへ